フォームメーラーのWebhook連携機能を利用すると、フォームへの回答データを、様々な外部サービスにリアルタイムで自動送信できます。
ここでは、連携を始めるための基本的な設定手順をご説明します。
1. Webhook設定画面を開く
- 該当のフォームの「各種設定」→「Webhook設定」に移動します。
- 「Webhookを追加」ボタンをクリックし、webhook設定画面を開きます。
2. 各項目を設定する
設定画面には、主に以下の項目があります。
項目名 | 説明 | 入力例 |
Webhook名 | 管理用の名前です。連携先サービスがわかるよう任意で設定してください。 | Slack通知 |
URL | 連携先サービス(Slackなど)が発行する送信先のURL(エンドポイントURL)を入力します。 | https://hooks.[サービスドメイン]/services/[トークン] ※連携したいサービスの管理画面などから取得してください。 |
カスタムヘッダー | 連携先が認証を必要とする場合などに設定します。不要であれば空欄で問題ありません。 | Authorization: [APIキー] |
リクエストボディ | 外部サービスに送信するデータの中身(JSON形式など)を記述します。最も重要な項目です。 | {"text":"投稿がありました"} ※連携サービスごとに仕様が異なる場合がありますので、各サービスのwebhook仕様をご確認ください。 |
ステータス | Webhookを有効にするか、無効にするかを選択します。 | webhook連携を使用する場合は「有効にする」を選択してください。 |
特に重要な「リクエストボディ」の設定
リクエストボディには、連携先サービスがデータを正しく受け取るために必要な形式で内容を記述します。JSON形式で記述する必要がありますのでご注意ください。
① 固定のメッセージを送る場合
連携先に「フォーム名」だけを通知したいなど、固定のメッセージを送りたい場合は、リクエストボディに以下のように記述します。
JSON
{"text":"フォーム「%%_FORM_NAME_%%」に新しい投稿がありました。"}
② フォームの回答内容を引用する場合
送信された回答データをリクエストボディに含めるには、編集画面下部の「投稿者の回答を引用」ボタンをクリックして表示される変数を利用します。
例えば、フォームの「お名前」という質問への回答を連携先に送りたい場合、リクエストボディの適切な位置にその質問の変数名を記述します。(変数名はフォームごとに異なります)
記述例:
{"text":"フォーム名は%%_FORM_NAME_%%です。\nメールアドレスは%%_5298609_%%です"}
※「""」で囲まれた値の中では改行できません。テキスト内で改行したい場合は改行したい場所に改行コード「\n」を記載してください。
3. Webhookを保存し、テストする
- すべての入力が完了したら、画面下部の「設定を更新」ボタンをクリックして設定を保存します。
- 設定後、実際にフォームからテスト回答を送信し、連携先サービス(Slackなど)にデータが正しく送信・表示されているかを確認してください。
エラーが表示される場合は
「設定を更新」ボタンをクリックした際に、JSONの記述に問題がないにも関わらず
Webhookの送信テストを実行した結果、送信先からエラーが返されました。WebhookのURLや設定内容をご確認ください。
というエラーが表示される場合は、連携先のサービスの仕様で許されていない内容がJSONに含まれている可能性があります。
例:キーは"text"でなければならない等
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